
ツンと上を向いた豊かなバストは、女性にとって憧れですよね。バストアップしたいと思っていても、なかなかうまくいかないため、諦めている方も多いのではないでしょうか。
しかし、きちんとポイントを押さえていけば、バストアップを成功させることは可能です。バストアップに必要な条件にはどんなことがあるのか、またバストアップのコツなど幅広い情報をご紹介していきましょう。
バストアップする方法は
バストアップを成功させるためには、いくつかの要素をそろえておく必要があります。まず、バストは脂肪でできていることを理解しておきましょう。
バストに満足できていない人は、バストに脂肪が集まっていないことが原因です。脂肪がほとんどない場合、バストアップの効果は得にくくなりますので、ある程度の脂肪はつけておくようにしましょう。
バストアップと食事の関係
バストアップを狙うなら、食事面も大切です。痩せ型の人は、脂肪が少ないためバストアップが難しくなりますので、標準体型まで太ることが必要になります。
良質な脂肪をつけるためにも、良質な油を意識するようにしましょう。また、摂取カロリーを見直し、3食しっかり食べることも大切です。
朝は忙しいからジュースだけ、仕事が忙しいとついお昼を食べ損ねてしまう、という方は、みるみる脂肪が減ってしまいます。忙しい方は、小分けでも構いませんので、ちょこちょこと栄養補給するよう、心がけましょう。
胸を大きくするには良質の脂を
バストアップするためには、土台となる脂肪が必要不可欠です。しかし、ただカロリーをアップしても思うような脂肪はついてくれないこともあるでしょう。身体を健康に保つためにも、良質の脂を摂ることが大切です。
例えば、お肉よりはお魚の脂の方が、身体にとって良い成分が多く含まれており、コレステロールなども気にする必要がありません。料理に使うオイルも、オリーブオイルや紫蘇油などヘルシーなものを心掛けるようにすると良いでしょう。
バストアップは姿勢の重要
バストアップするためには、脂肪も必要ですが姿勢も重要です。バストアップを一生懸命頑張っていても、猫背のままでは上向きのバストは映えなくなるでしょう。
また、猫背が続くことで、バストに集まった脂肪が分散されやすくなります。溜まってほしくない背中や、お腹に胸の脂肪が移動してしまいますので、姿勢はピンと伸ばしてバストを上向きにするよう心掛けましょう。
ブラジャー付け方で変わるバストアップ
バストアップするためには、ブラジャーを見直す必要もあります。サイズの合わないブラジャーをつけていると、バストに集まっている脂肪が分散され形も崩れてしまうからです。
ブラジャーのサイズが小さすぎて食い込んでいると、はみ出した脂肪がブラジャーの外へと流れてしまうようになります。また、リンパや血液の流れも滞らせてしまうでしょう。
一方、ブラジャーのサイズが大きすぎてブカブカしたりしていると、バストの脂肪を支えられなくなるため、あっという間にあちこちに分散され小さくなってしまうでしょう。
ブラジャーを選ぶときは、アンダーサイズがきちんとあっているものを選び、肩に食い込まないように紐の長さも調整するようにしてください。
胸を大きく見せる正しいブラジャー
バストアップのためには、ブラジャー選びも大切ですが、つけ方にも気をつける必要があります。紐を通してホックを止めれば終了!というだけではせっかくのブラジャーも有効活用できません。
ブラジャーをつけるときは、少し前かがみの状態になりバストにカップをあててから装着するようにしましょう。ホックを止めたら姿勢をまっすぐにし、締め付けがないかチェックします。
次に、右のバストとブラジャーの間に左手を入れ、そのまま脇腹へと手を伸ばしましょう。斜め上にお肉を引き上げるようにしてバストに納めます。
同じようにブラジャーに左手を入れ、今度は肩甲骨に手を伸ばし、脇の下を通過して後ろのお肉を前に引き寄せるようにして納めましょう。
左のバストも同じようにすれば、ブラジャーの装着完了です。正しくブラジャーを装着することで、胸の形も整ってくるため、毎回必ず行うようにして、日中も時々治すようにしましょう。
バストアップのマッサージ
バストアップするためには、バストの柔らかさも重要です。リンパや血液の流れが滞っていると、老廃物が溜まりバストが硬くなってしまいますので、マッサージでほぐしていくようにしましょう。
片方の腕を上げて、もう片方の手のひら全体で柔らかく揉み解すようにマッサージしていきます。
肘からスタートし、二の腕、ワキの下、鎖骨の順にほぐしていきましょう。次に、肩甲骨からワキの下、鎖骨へとマッサージしていきます。最後に、脇の下にあるくぼみを指の腹で何回か柔らかく押せば終了です。
マッサージしているときに、ゴリゴリしたり、痛みが生じたりする場合は、リンパの流れが滞り老廃物が溜まっている証拠です。痛みが伴う場合は、少し力を和らげて優しくさするようにマッサージするようにしましょう。
乳頭のマッサージも大切
バストアップするために、血流の流れを改善することも大切です。バスト全体の血流を改善するなら、乳頭をマッサージするのが良いでしょう。
乳頭を親指と人差し指、中指でつまみ、グリグリほぐすようにマッサージしていきます。乳頭をつまんだまま、時計回り、反時計回りに回してほぐしていきましょう。乳頭を刺激すると、女性ホルモンが刺激され血流が促進される仕組みとなっています。
これは、赤ちゃんが乳頭をくわえると、母乳が出てくるのと同じメカニズムです。バストの血流がアップすることで、バストの温度も上がりよりほぐしやすくなるでしょう。
バストアップのツボ
バストアップを狙うなら、ツボの効果も活用していきましょう。バストアップに効くツボは、だん中(ダンチュウ)、天溪(テンケイ)、渕腋(エンエキ)、乳根(ニュウコン)、神封(シンプウ)と全部で5つあります。
ツボを押す時は、基本的に1回につき3秒~5秒かけてゆっくりと刺激し、3回~5回ほど続けると良いでしょう。身体が温まった状態だと、より効果的なのでお風呂上りに行うのがオススメです。
だん中(ダンチュウ)でバストアップ
だん中(ダンチュウ)は、女性ホルモンの働きを活発にしてくれるツボなので、バストアップに効果を発揮してくれます。
ツボの場所は、左右の乳首と乳首を結んだ線の真ん中に位置しています。みぞおちより少し上の辺りになるでしょう。指でちょっと押さえてみると痛みが出るので、わかると思います。
天溪(テンケイ)でバストアップ
天溪(テンケイ)は、乳腺を発達させるツボなので、バストアップに効果を発揮してくれます。
ツボの場所は、左右の乳首と乳首を結んだ線の外側に位置しています。ちょうどバストの左右両側、骨と骨の間にあるでしょう。天溪(テンケイ)は、親指を使って左右の乳房を持ち上げるように同時に押すのがポイントです。
渕腋(エンエキ)でバストアップ
渕腋(エンエキ)は、バストのハリをアップさせるツボなので、バストアップに効果を発揮してくれます。また、背筋を伸ばす効果や肌にハリをもたらす効果、バストの血流を促進する効果もあります。
ツボの場所は、乳首から、約10cm外側のワキの下に位置しています。渕腋(エンエキ)は、親指で両方のツボを同時に押すのがポイントです。
乳根(ニュウコン)でバストアップ
乳根(ニュウコン)は、女性ホルモンの分泌やリンパの流れを改善するツボなので、バストアップに効果を発揮してくれます。また、母乳を出しやすくする効果もあります。
ツボの場所は、乳頭から、指2本分下に下がった位置にあります。ツボを押すと、第5肋骨間に位置します。痛みが強い場合は優しくツボを刺激し、ゆっくり息を吐きながらツボを行うにしましょう。
神封(シンプウ)バストアップ
神封(シンプウ)は、女性ホルモンの分泌を促進してくれるツボなので、バストアップに効果を発揮してくれます。ツボの場所は、左右の乳頭を結んだ線の中心から、指2~3本分乳頭よりの位置にあります。
少し凹みがあるので、確認しやすいでしょう。ツボは、左右3回ずつ少し力を入れて親指で刺激するのがポイントです。
効果的バストアップの筋トレ
バストアップをするなら、筋肉の力も取り入れていきましょう。バストの周りには、筋肉がついているため、筋力トレーニングを行うことでバストアップだけでなく上向きにすることが可能になります。
合掌ポーズでバストアップ
バストアップの筋トレとして、オススメなのが、手のひらを合わせて行う合掌スタイルの筋トレです。胸の前で両手を合わせ、合掌の状態になったらお互いの手を押し合うように力を入れていきましょう。
見た目は動きませんが、バスト周辺の筋肉を強く刺激することができます。10秒ほど力を入れたら弱め、3セットは繰り返すようにしましょう。
バストをより上向きに
バストアップの筋トレでもうひとつご紹介したいのが、ゴメンナサイのスタイルで行う筋トレです。合掌スタイルの筋トレが終わったら、手のひらをつけたまま肘をつけて前腕をピッタリとくっつけ、ゴメンナサイのスタイルになります。
その状態で肘が離れないように注意し、まっすぐ上下に動かしていきましょう。10回続けると、ワキ周辺に疲労感が出てきます。肘が離れそうなギリギリのラインまで上げると効果的です。
女性ホルモンを胸を大きく
バストアップを狙うなら、女性ホルモンは必要不可欠です。マッサージや、ツボの刺激でもご紹介しましたが、女性ホルモンの分泌を促すことはバストアップとして非常に重要です。
女性ホルモンは、食べ物からも摂取できますので、積極的に摂りいれるようにしましょう。大豆製品に含まれている大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをするため、バストアップに効果的です。豆乳、豆腐、厚揚げ、おから、納豆、味噌など積極的に摂りいれて行くようにしましょう。
大豆の摂りすぎにも注意
バストアップを狙うなら、女性ホルモンを活発にすることが必要です。大豆製品には、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンが含まれているので、積極的に摂りいれていくようにしましょう。
ただし、大豆製品の摂り過ぎには注意が必要です。過剰に摂取しすぎると、女性ホルモンのバランスを崩して生理不順を引き起こしたり、自律神経を乱したりする可能性があるので、摂りすぎないようにしてください。お豆腐なら1丁、豆乳なら200mlを1日の上限にしておくようにしましょう。
バストアップしたいならストレスは大敵!
バストアップを狙うなら、ストレスをためないことも重要です。ストレスとバストアップは無縁のように感じますが、女性ホルモンに大きく影響してきます。ストレスは自律神経だけでなく、女性ホルモンの分泌量にも影響してくるため、バランスが崩れてしまうことがあるのです。
また、ストレスが溜まることで血流やリンパの流れが滞りやすくなるため、バストアップを妨害してしまうようになるでしょう。
ストレスはできるだけ溜め込まず、身体を動かしたり、好きな時間を増やしたりして発散させるように心がけるようにしてください。
安眠とバストアップの関係
バストアップは、安眠とも関係があります。しっかり睡眠を取ることで、女性ホルモンや自律神経が安定するからです。また、夜の22時~夜中の2時までは、女性ホルモンが活発に分泌されるため、その時間帯に睡眠を取っておくと効率が良いとされています。
女性ホルモンが安定すれば、バストアップだけでなく美肌や老化防止などアンチエイジングにも効果が出てきます。
いつまでも美しくいたいと願うのなら、夜は早めに就寝するように心がけ、夜更かしをせずに朝早起きして行動する習慣を身に着けるようにしましょう。
まとめ
バストアップについての情報を幅広くご紹介しました。バストアップするには、ブラジャーのつけ方から、姿勢の矯正、マッサージ、ツボの刺激、筋トレ、食事面の改善、女性ホルモンの重視、ストレスを溜めず安眠を心掛けるなど、さまざまなポイントがあります。
全て一気に行うことは難しいので、まずはブラジャーのつけ方から改善していき、取りいれられるものから試してみると良いでしょう。
ご紹介したバストアップ方法は、継続することでさらに効果を上げることができますので、毎日の習慣にしてください。