フルーツダイエット知っておきたい効果や方法 注意点など

フルーツダイエット知っておきたい効果や方法 注意点など

ダイエットは必要だけど、正直食べないダイエットはムリ!できれば美味しいものを食べながらダイエットできればいいのに・・。そんな夢みたいなダイエットがあれば、実践してみたいですよね。

実は、「フルーツダイエット」ならそれが実現可能になるかもしれません。フルーツが大好きな方なら、美味しく楽しくダイエットすることができるでしょう。ただ、フルーツの食べ方によっては逆に太ってしまうこともあります。そこで、フルーツダイエットの正しいやり方と、成功させるポイントについて、詳しくご紹介していきましょう。

フルーツダイエットとは?

フルーツダイエットとは?

フルーツダイエットとは、フルーツをたっぷり食べることでダイエット効果を促していくシンプルな方法です。フルーツにはさまざまな成分が含まれており、身体に不足しやすい栄養を補給できるだけでなく、代謝を高めたりデトックス効果を促進してくれたりします。

そんなフルーツダイエットですが、いくつかの注意点を知らなければ、かえって太ってしまったり体調が不安定になったりしてしまうこともあります。よりよい結果を出すためにも、フルーツダイエットの詳しいやり方について、まずはご説明していきましょう。

朝食に食べるフルーツダイエット方法

朝食に食べるフルーツダイエット方法

フルーツダイエットのやり方は、とてもシンプルです。朝かお昼、もしくはおやつにフルーツを食べるだけでダイエットすることができます。

いつも朝ごはんを食べないで活動してしまっている方にとっては、「朝食にフルーツを食べることで太るのでは?」と思うかもしれませんが、実際にフルーツを朝食代わりに食べることでダイエットに成功する例はたくさんあります。なぜ、朝とお昼、そしておやつの時間にフルーツを食べるべきなのか、さらに詳しくご紹介していきましょう。

朝食にフルーツが良い理由

朝食にフルーツが良い理由

フルーツダイエットのやり方として、朝食の代わりにフルーツを食べるという方法があります。朝食は一日のスタートとなる食事ですが、時間がないことから食べなかったり、パンとコーヒーだけで簡単に済ませてしまったりする方も多いのではないでしょうか。

しかし、朝食にビタミンやミネラルなど栄養たっぷりのフルーツを食べると、身体のスイッチを入れることができるため、活発に活動することができます。

身体がより速く活発に活動することができれば、その分エネルギー消費も増えるため、ダイエット効果も促進されるようになるのです。

デトックス効果の促進

デトックス効果の促進

フルーツダイエットのやり方として、朝食の代わりにフルーツを食べる方法がありますが、オススメしているのはエネルギーの補給だけではありません。デトックス効果の促進という点でも、朝食にフルーツを食べることは理にかなっています。

寝ている間の身体は、ほとんど動かないため血流が滞りやすく老廃物や毒素が蓄積されやすい状態にあります。そのままの状態では老廃物や毒素が身体の中に停滞したまま活動を開始してしまうことになります。

しかし、目が覚めて食べる朝食にフルーツを食べることで、フルーツに含まれる酵素が働き、老廃物や毒素を身体の外に排出しやすくさせてくれるのです。尿や便で身体の中からスッキリとデトックスさせることで、クリアになった状態で一日をスタートさせることができるでしょう。

昼食に食べるフルーツダイエット方法

昼食に食べるフルーツダイエット方法

フルーツダイエットのやり方として、朝食ではなく昼食にフルーツを食べる方法もあります。朝はどうしても時間が無くて食べられないという方や、食欲がないという方、またランチに外食が多い方にピッタリの方法と言えます。

昼食にフルーツを食べるのがいいのは、ふたつ理由があります。ひとつは、朝食を食べない人にとっては最初の食事となるため、栄養補給やデトックス効果を促す食事になるということ。そしてもうひとつは、昼食をフルーツに帰ることでカロリーダウンしながら栄養補給できるということです。

特にランチタイムに外食することが多い方は、どうしてもカロリーオーバーになりやすい傾向にあります。早く満腹になることを目的とするため、丼もの、パスタなどの麺類系、お代わり自由の定食などが定番になってしまいます。

カロリーをしっかり摂るのは夕飯になることが多いため、昼食もカロリーをしっかり摂ってしまうとどんどん身体は太ってしまいます。だからこそ、昼食にフルーツを食べるのがダイエットに繋がるのです。

おやつに食べるフルーツダイエット方法

おやつに食べるフルーツダイエット方法

フルーツダイエットのやり方として、朝食、昼食、夕食と普通に食べておやつだけをフルーツにするという方法があります。ここでいうおやつは、朝食から昼食までの間と、昼食から夕食までの間に食べるおやつのことを指します。

夕食後のデザートや、夜食の代わりとしてフルーツを食べても良いというわけではありませんので注意しましょう。午前と午後に食べるおやつをフルーツに変えるメリットとしては、余分なカロリーや脂質を抑える効果があるからです。

小腹が空いた時に、つい口にしてしまうのは、チョコレートやクッキーなど高カロリーで高脂質な物ばかりです。ちょっとのつもりが、1回の食事の半分に値するカロリーを摂取していることもあるのです。

そこで、お菓子の代わりにフルーツを食べることで、小腹を満たしたいという欲求と、甘いものを食べたいという欲求を同時に満たすことができます。フルーツならお菓子よりも低カロリーですし、ビタミンやミネラルなど栄養も豊富なので、身体の活力をより活発にしてくれるでしょう。

夕食以降にフルーツを食べないで、その理由は

夕食以降にフルーツを食べないで、その理由は

フルーツダイエットのやり方として、朝食の代わりに食べる方法、昼食の代わりに食べる方法、おやつの代わりに食べる方法をご紹介しました。

フルーツダイエットのルールとして、夕食や夕食以降のおやつにはフルーツを食べないというものがあります。それは、夕食はしっかり食べて栄養を補給すべきだということと、夜にフルーツを食べることで、余分な水分や糖分が身体に蓄積されやすくなることが関係しています。

また、夜にフルーツを食べると必要以上に身体が冷えてしまい、代謝が落ちてしまうため、ダイエット効果を下げてしまうことにも繋がります。そのため、夕食以降にはフルーツを食べない方が良いのです。

フルーツダイエットの食べ方は?

フルーツダイエットの食べ方は?

フルーツダイエットでは、朝食、昼食、おやつの代わりにフルーツを食べます。では、具体的にどのようにフルーツを食べるのが良いのでしょうか。

基本的には、皮ごとのフルーツを大きめに切って、生のまま食べるのがオススメです。フルーツの皮には、たくさんの栄養が含まれていますので、効率よく摂取するためにもできるだけ皮ごと食べるようにしましょう。

また、大きめに切ることによりひと口につき噛む回数が増えるため、満腹中枢を刺激しやすくなります。さらに、生のまま食べることによりフルーツに含まれる成分を失うことなく体内に摂取することが可能になります。そのため、基本的にはこのような食べ方でフルーツを食べるようにしましょう。

できるだけ常温で食べよう

常温で食べよう

フルーツダイエットでは、フルーツを食べる場合できるだけ常温で食べるのをオススメしています。フルーツは水分がたっぷりと含まれているため、冷蔵庫で冷やしてしまうと、食べたときに身体を冷やしてしまいやすくなるからです。

身体が必要以上に冷えてしまうと、代謝が下がりダイエット効果も減少してしまいますので、できるだけ常温でフルーツを食べるようにしましょう。どうしても冷やして食べたい場合は、冷蔵庫に入れる時間を決めて冷やしすぎないようにしてください。

ジュースにして飲む

ジュースにして飲む

フルーツダイエットでは、基本的に皮ごとのフルーツを大きめに切って、生のまま食べるのがオススメですが、朝食の代わりに食べたい方の場合、なかなか時間がないという場合もあるでしょう。

そんな時は、好きなフルーツをジューサーにどんどん入れて、フルーツジュースとして摂取するようにしてください。小松菜やサラダほうれん草など、葉物野菜を一緒に入れるとより豊富な栄養を摂取することができます。バナナや豆乳を入れることで、満腹感がアップしますので、忙しい方は試してみると良いでしょう。

スープポットにフルーツを入れて持ち運び

フルーツダイエットでは、昼食やおやつの代わりにフルーツを食べます。スープポットや、ドリンクポットに、カットしたフルーツを入れておけば温くならずに美味しくフルーツを食べることができるでしょう。

いつでもさっと取り出せるので、おやつを食べたい時に重宝します。カバンに合うサイズや、使い勝手の良いポットを選び、楽しみながらフルーツを携帯できるようにしましょう。

ドライフルーツについて

ドライフルーツについて

フルーツダイエットでは、基本的に生のフルーツを食べるようにしています。しかし、気温が低い季節やポットなどでフルーツを持ち運べない時などは、ドライフルーツがオススメです。

ドライフルーツなら、水分が抜けているので身体を必要以上に冷やしてしまうことはありません。また水分が抜ける分、軽さが出るため、外に出かけるときも携帯しやすくなるでしょう。

ダイエットにオススメのフルーツは?

フルーツダイエットでは、さまざまな種類のフルーツを食べますが、具体的にどのようなフルーツがオススメなのでしょうか。フルーツの種類によって、カロリーも異なりますし、含まれている成分も違うため、何をどう選んだらいいのか迷う方もいらっしゃるでしょう。

そこで、ダイエット効果だけでなく、手に入りやすいか、購入し続けやすい価格かなどさまざまな点からオススメのフルーツをご紹介していきます。

王道のバナナ

王道のバナナ

フルーツダイエットでオススメのものとして、まず取り上げたいのがフルーツです。スーパーには必ず並んでいますし、最近はコンビニでも手に入りやすいため、最も身近なフルーツのひとつと言っても良いでしょう。また、一年中手に入り、価格も安いことからダイエットのコスパとしても優秀です。

バナナは100gあたり約86キロカロリーと、フルーツの中ではやや高めですが、その分食物繊維が豊富で腹持ちも良いため、1本食べれば充分満足することができます。また、バナナに含まれるカリウムが体内の塩分を排出してくれるので、むくみも除去してくれるでしょう。

香りでリフレッシュ!のグレープフルーツ

香りでリフレッシュ!のグレープフルーツ

フルーツダイエットでオススメのものとして、次にご紹介したいのがグレープフルーツです。グレープフルーツの香り成分には、ストレスを緩和させて食欲を抑える働きがあります。

また、ビタミンCやクエン酸が豊富なので、食べることで疲労回復にも役立てることができるでしょう。グレープフルーツも、安価で一年中どこでも手に入るフルーツなので、ダイエットとして食べるフルーツには最適です。

酸味と甘味が特徴のキウイ

酸味と甘味が特徴のキウイ

フルーツダイエットでオススメのものとして、次にご紹介したいのがキウイです。キウイも、比較的安価で一年中手に入れることができます。キウイにはビタミンC、ビタミンB6、ビタミンE、葉酸、銅、カリウム、クエン酸、食物繊維、酵素などたくさんの成分が含まれています。

なかでもアクチニジンという酵素には、タンパク質を分解してくれる作用があります。肉や魚と一緒に食べることで、消化や吸収をサポートしてくれるため、身体の負担を和らげてくれるでしょう。

幅広い世代に支持されるリンゴ

幅広い世代に支持されるリンゴ

フルーツダイエットでオススメのものとして、次にご紹介したいのがリンゴです。リンゴは、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い世代に親しまれているフルーツで、アレルギーを発症しにくいことから食べやすいフルーツのひとつでもあります。

リンゴには、ペクチンと呼ばれる水溶性の食物繊維が含まれているため、便通を改善して糖質や脂質の吸収を抑える働きがあります。また、りんごに含まれるリンゴポリフェノールには、小腸から脂肪が吸収されるのを抑える働きがあるため、内臓脂肪を付きにくくさせ、太りにくい身体にしてくれるでしょう。

まとめ

フルーツダイエットについて詳しくご紹介しました。さまざまな種類のフルーツがあるので、飽きずに美味しく食べ続けることができるのが大きな魅力となっています。季節に合わせたり、含まれている成分に注目したりして、いろんなフルーツを楽しみながらダイエットを続けていってください。