そうめんダイエット知っておきたい効果や方法、注意点など

そうめんダイエットを行う前に知っておきたいこと

暑い季節になると、のど越しの良いサッパリした食べ物が食べたくなりますよね。暑いときに食べるサッパリとした食べ物の代表と言えば「そうめん」です。実は、そうめんをうまく活用することはダイエットにも繋がることをご存知でしょうか。

何気なく食べていたそうめんを、ダイエットとして行うことで美味しく食べながら痩せていくことができます。そこで、そうめんダイエットについてご紹介していきましょう。

そうめんダイエットとは

お腹 そうめんダイエットとは

そうめんダイエットとは、そうめんを食べることによりダイエットする方法です。そうめんだけをずっと食べ続けるような置き換え式のダイエットとは異なり、栄養バランスを調整しやすいため、無理なく行うことができます。

そうめんダイエットは、芸能人やタレントなども実践していることから話題になっているため、耳にしたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。

ただ、間違ったそうめんダイエットでは効果が出ませんので、きちんとやり方を学んでから実践するようにしてください。

そうめんダイエットの効果的なやり方

そうめんダイエットの効果的なやり方

そうめんダイエットのやり方は、とてもシンプルです。1日3食食べるうち、1食~2食をそうめんのメニューの置き換えるだけでダイエットすることができます。

暑いお昼の時間帯にそうめんを食べるのも良いですし、夜遅い方ならサラッとそうめんを食べられるのでオススメです。

ダイエット効果を高めるのであれば、夜の食事と朝の食事をそうめんにすると良いでしょう。特に夜の食事をそうめんにすることで、カロリーを大幅にカットすることができます。

夜にオススメの理由

夜にオススメの理由

そうめんダイエットは、1日に1食~2食分の食事をそうめんのメニューに置き換えるものです。夜の食事をそうめんのメニューに置き換えるのがオススメですが、これは夜の食事は高カロリーになりやすいからです。

夜は、朝や昼に比べると食事に時間を使いやすいため、つい多く食べてしまう傾向があります。また、調理時間も長めに取れるため、油っこい食事や味の濃い食事になりやすいことも挙げられるでしょう。

しかし、夜の食事をそうめんのメニューにすれば、サッパリとヘルシーに食事を済ませることができます。夜はカロリーを消費する時間も短く、積極的に身体を動かすこともないので、夜の食事をそうめんに置き換えるようにしましょう。

ダイエットに効果的なそうめんの食べ方

ダイエットに効果的なそうめんの食べ方

そうめんダイエットでは、1日に1食~2食分の食事をそうめんのメニューに置き換えますが、どのように食べるのが良いのでしょうか。

まず、そうめんの量ですが1人分を必ず守るようにしましょう。そうめん2束が1人分の目安となるので、表示の通りに茹で上げてください。

そうめんを茹でたら、薬味やおかずを準備します。野菜やタンパク質を豊富に準備しておくことで、バランスの良い食事にすることができるでしょう。基本的に、そうめんダイエットでは、そうめんに野菜とタンパク質をプラスして食べるようにします。

そうめん単品の方がヘルシーですが、栄養学的には偏ってしまうため、健康的にダイエットを続けるためにもさまざまな食材をプラスするようにしましょう。

そうめんは少し硬めに茹でよう

そうめんは少し硬めに茹でよう

そうめんダイエットの効果をアップさせるなら、そうめんの茹で加減を少し硬めに仕上げるようにしてください。少し硬めに茹で上げることで、飲み込むのではなく噛む動作がプラスされるからです。

そうめんはのど越しを楽しむものですが、飲み込むように食べてしまうとなかなかお腹が満たされにくいため、量を増やしてしまうこともあります。そのため、少し硬めに仕上げておくと食べ過ぎを防止することができるでしょう。

たくさんの野菜で噛む回数をアップ

たくさんの野菜で噛む回数をアップ

そうめんダイエットの効果を上げるなら、そうめんと一緒にタップリの野菜を食べるようにしましょう。

キュウリやキャベツ、セロリなどシャキシャキと噛み応えのある食材をプラスすることで、噛む回数をアップさせることができます。

噛む回数がアップすると、脳の満腹中枢が刺激されて満腹だと感じやすくなるため、ダイエット効果を高めてくれるでしょう。

タンパク質は脂肪を少な目に

そうめんダイエットの効果を高めるなら、タンパク質は脂肪が少なめのものを選ぶようにしましょう。そうめんに合うものなら、ささみや胸肉など、低脂肪で高タンパク質の食材がオススメです。

また、納豆にもタンパク質が豊富に含まれていますし、脂質はほとんど含まれていないので、ヘルシーに食べることができるでしょう。

卵もタンパク質が豊富で、必須アミノ酸が含まれているので栄養価的にもパーフェクトです。このように、脂肪が少なめでタンパク質が豊富に含まれている食材をプラスして、バランスよく栄養を摂れるようにしましょう。

薬味のパワーでそうめんダイエットを加速

そうめんダイエットでは、そうめんに野菜やタンパク質をプラスして食べますが、野菜として薬味をたっぷりとプラスするのもオススメです。

薬味にはダイエット効果のある成分がたくさん詰まっているので、効率よくダイエットを進めることができるでしょう。

代表的な薬味としては、ネギ、シソ、ミョウガ、ショウガ、ゴマ、オクラ、トマト、ワカメ、ヤマイモなどがあります。どのようなダイエット効果のある成分があるのか、簡単にご紹介しておきましょう。

そうめん薬味 ネギの成分効果

そうめん薬味 ネギの成分効果

ネギには、ダイエット効果のある「アリシン」が含まれています。アリシンとは、ネギ特有のニオイを発する成分のことです。アリシンは、血行を促進させて代謝をアップし、脂肪を燃焼しやすくする効果があります。

また、脂肪の蓄積を予防してくれるビタミンB群の吸収を良くしてくれるため、ダイエット効果を引き出してくれるでしょう。疲労回復にも良いとされているので、疲れ気味だと感じたときはネギをたっぷり摂るようにしてください。

そうめん薬味 シソの成分効果

そうめん薬味 シソの成分効果

シソには、ダイエット効果のある「ロズマリン酸」が含まれています。ロズマリン酸には、糖質をブドウ糖に変化させる働きを抑える作用があります。

糖質がブドウ糖に変わり消費されずに残ってしまうと、脂肪として身体に蓄積される仕組みになっているため、ロズマリン酸がその働きを抑制することで、体内に余分な脂肪が蓄積されることを防いでくれるでしょう。

そうめん薬味 ミョウガの成分効果

そうめん薬味 ミョウガの成分効果

ミョウガには、ダイエット効果のある「アルファピネン」が含まれています。アルファピネンは、ミョウガの香り成分のことで、消化の働きをサポートしたり、発汗作用を促したり、眠気を吹き飛ばしたりする作用があります。

特に発汗作用では代謝が促進されるため、余分な脂肪が燃焼されやすくなるでしょう。

そうめん薬味 ショウガの成分効果

そうめん薬味 ショウガの成分効果

ショウガには、ダイエット効果のある「ジンゲロール」という成分が含まれています。ジンゲロールは、血流を促進する作用があるため、代謝を活発にして脂肪を燃焼しやすくしてくれます。

生のショウガに豊富に含まれているので、食べる直前に摩り下ろしておくと良いでしょう。

そうめん薬味 ゴマの成分効果

そうめん薬味 ゴマの成分効果

ゴマには、ダイエット効果のある「ゴマリグナン」と「セサミン」が含まれています。ゴマリグナンは、抗酸化物質のひとつで、肝臓に溜まった脂肪を分解して燃焼しやすくする作用があります。

脂肪に蓄積された活性酸素も除去してくれるため、肝臓の機能回復にも役立ってくれるでしょう。また、セサミンには脂肪の代謝を促す作用があるため、ダイエット効果を高めてくれるでしょう。

そうめん薬味 オクラの成分効果

そうめん薬味 オクラの成分効果

オクラには、ダイエット効果のある「ペクチン」が含まれています。ペクチンとは、水溶性の食物繊維のことで、余分な糖質や脂質の吸収を抑制する働きがあります。

そのため、脂肪が身体に蓄積されることを防いでくれるでしょう。

そうめん薬味 トマトの成分効果

そうめん薬味 トマトの成分効果

トマトには、ダイエット効果のある「13-oxo-ODA」「ビタミンB6」が含まれています。13-oxo-ODAは不飽和脂肪酸の一種で、脂肪燃焼のスイッチをオンにする働きがあります。

また、ビタミンB6には、脂質の代謝を促す作用があるため、ダイエット効果を促進してくれるでしょう。

そうめん薬味 ワカメの成分効果

そうめん薬味 ワカメの成分効果

ワカメには、ダイエット効果のある「フコイダン」が含まれています。フコイダンは、脂肪を分解する酵素の働きを阻害して、脂質が腸で吸収されことを防ぎ、身体の外に排出する作用があります。

また、ビタミンやミネラルも豊富なので、代謝を上げてダイエット効果をアップさせてくれるでしょう。

そうめん薬味 ヤマイモの成分効果

そうめん薬味 ヤマイモの成分効果

ヤマイモには、ダイエット効果のある「ムチン」が含まれています。

ムチンとは、食物繊維の一種で糖質の吸収を抑制し、脂肪の蓄積を防ぐ働きがあります。そうめんと一緒に食べることで、糖質が吸収されすぎることを防ぐことができるでしょう。

ダイエット効果を狙うなら冷より温で

ダイエット効果を狙うなら冷より温で

そうめんダイエットの効果をよりアップさせるなら、冷たいそうめんよりも温かいそうめんの方がオススメです。温かいそうめんだと、汁を一緒に飲むのでお腹が膨れやすいですし、内臓を温める作用もあります。

冷たいそうめんだと内臓が冷えて代謝も落ちてしまうことがあるため、できるだけ温かい状態で食べるようにしましょう。

摩り下ろしたショウガを温かいそうめんにプラスすると、より発汗作用が増してダイエット効果を促進してくれます。カプサイシンの入った七味唐辛子もプラスすれば、さらに強化することができるでしょう。

まとめ

そうめんダイエットについてご紹介しました。1日に1食~2食をそうめんのメニューに置き換えるだけのシンプルな方法なので、無理なく続けることができます。

そうめんは味が淡白なので、具材を選ばずいろんな風に味付けをすることができるため、飽きずに食べることが可能です。自分好みのレシピを研究し、楽しくそうめんダイエットを続けてくださいね。