
ダイエットしたいけれど、辛い食事制限や運動は苦手。出来れば楽にダイエットしたいけれど、そんなダイエットってないよね・・と諦めてしまっている方は、「豆乳ダイエット」を始めてみてはいかがでしょうか。
豆乳ダイエットなら、飲むだけで楽にダイエットすることが可能になります。豆乳を飲むだけで痩せるのはナゼ?どんな飲み方が効率良いの?などさまざまな疑問が湧いてくることでしょう。そこで、豆乳ダイエットに関するさまざまな情報を幅広くご紹介していきたいと思います。
豆乳ダイエットとは
豆乳ダイエットとは、豆乳を飲むだけで痩せることができる魔法のようなダイエット方法です。豆乳を飲むとダイエットに繋がるのは、豆乳に含まれている成分や飲み方に秘密があります。まずは、豆乳の種類から見ていきましょう。
豆乳の種類について2018
豆乳とひとくちにいっても、実はさまざまな種類があることをご存知でしょうか。豆乳には、無調整豆乳、調整豆乳、豆乳飲料など3種類に分類することができます。
無調整豆乳は、大豆を絞ったそのままの豆乳なので、濃度が高く成分も豊富です。
調整豆乳は、糖類などが加えられているため、濃度が無調整豆乳に比べると低くなりますが、その分飲みやすくなっています。
豆乳飲料は、果汁など他の飲料と混ぜられたものなので、無調整豆乳に比べると濃度は半分以下となりますが、豆乳が苦手な人も飲みやすいでしょう。
多くの成分が含まれダイエット効果が高いのは無調整の豆乳ですが、飽きないように工夫したり、豆乳が苦手だったりする人は、調整豆乳や豆乳飲料をうまく利用していくと良いでしょう。
豆乳に含まれる成分について
豆乳は3つの分類に分けられますが、濃度が異なるだけで含まれている成分はさほど変わりません。では、豆乳にはどのような成分が含まれているのでしょうか。
豆乳には、大豆たんぱく質、大豆サポニン、大豆ペプチド、オリゴ糖、ビタミンE、必須アミノ酸、ビタミンB1、B2、B6、レシチン、不飽和脂肪酸、リノール酸、鉄分、カリウム、マグネシウムなどさまざまな成分が含まれています。
これらの成分がダイエットとどのように関連しているのか、詳しく見ていきましょう。
大豆たんぱく質について
豆乳に含まれている大豆たんぱく質には、コレステロールや中性脂肪値を下げる働きがあります。
食事で摂取した余分な脂質やコレステロールは、大豆たんぱく質により吸着されて外へと排出されるからです。また、体脂肪の蓄積を抑える働きもアリ、体脂肪の燃焼をサポートしてくれる優れものです。
大豆サポニンの効果
豆乳に含まれている大豆サポニンには、食欲を抑える働きがあります。大豆サポニンは、腸内の絨毛を縮小させることができるため、脂肪や糖質の吸収を遅らせることができるからです。
また、満腹中枢を刺激して脳から食欲が刺激されることを抑える働きがあるため、食べすぎ防止に役立つでしょう。
大豆ペプチドの効果
豆乳に含まれている大豆ペプチドは、基礎代謝を高める働きがあります。大豆ペプチドが吸収されることで基礎代謝が高まり、すでに吸収していた脂肪が燃えやすくなります。
そのため、無理な運動をしなくても普通に生活しているだけで脂肪を燃焼し続けることができるのです。
オリゴ糖の効果
豆乳に含まれているオリゴ糖には、便通を改善する働きがあります。オリゴ糖は、腸内に常在しているビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌の栄養源となるため、豆乳を飲むことで善玉菌が活発になり、便通がスムーズになります。
便通がスムーズになれば、ポッコリしていたお腹はスッキリし、美肌の嬉しい効果も期待することができるでしょう。
ビタミンEの効果
豆乳に含まれているビタミンEには、アンチエイジングの効果があります。ビタミンEを摂取することで血行が促進され、ホルモンの分泌も活発になるため、現状をキープするだけでなく若返りも期待できます。
ビタミンEの血行促進は、他にも肩こりを緩和させてくれたり、美肌作りの土台になったりもします。美しくダイエットしたい人にとって、ビタミンEは欠かせない成分のひとつだと言えるでしょう。
必須アミノ酸の効果
豆乳に含まれている必須アミノ酸には、身体活動を維持する働きがあります。
必須アミノ酸は、トリプトファン、リシン(リジン)、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジンを総合した名称です。体内で製造するだけでは量が不足するため、積極的に豆乳から摂取する必要があります。
ビタミンB1、B2、B6の効果
豆乳に含まれているビタミンB1、B2、B6には、美肌や集中力アップの効果があります。
キメの細かい肌に整えることができるので美しくダイエットすることができますし、集中力をアップする効果が期待できるため、ダイエット中でも仕事や家事に集中することが可能になります。
レシチンの効果
豆乳に含まれているレシチンには、悪玉コレステロールを減少させたり、脳の老化を防止したりする働きがあります。
レシチンには、血管壁に付着した悪玉コレステロールを減少させる効果があるため、不要なコレステロールを蓄積しにくくなるのです。また、レシチンには記憶力や集中力を高める効果があるため、脳の老化防止にも役立てることができるでしょう。
不飽和脂肪酸とリノール酸の効果
豆乳に含まれている不飽和脂肪酸やリノール酸も、コレステロールを減少させる働きがあります。不飽和脂肪酸は、血管に付着したコレステロールを減少させる働きがあります。
また、リノール酸は善玉コレステロールを増加させることができるため、悪玉コレステロールを減少させる働きがあります。これにより、動脈硬化も予防できるでしょう。
鉄分の効果
豆乳に含まれている鉄分は、貧血を予防してくれる働きがあります。豆乳に含まれている鉄の量は非常に多く、同じ量の牛乳に比べると、鉄分の量は10倍以上にもなるのです。
ダイエット中は鉄分不足に陥りやすいですが、豆乳で鉄分を補いフラフラと貧血にならないようにしましょう。
カリウムの効果
豆乳に含まれるカリウムには、血圧を安定させたり筋力を維持したりする効果があります。
カリウムが不足すると、筋力が落ちてしまうので基礎代謝も落ち消費カロリーが少なくなってしまいます。しかし、カリウムを充分摂取すれば、ダイエット中でも筋力を維持することができるので安心です。
マグネシウムの効果
豆乳に含まれているマグネシウムには、心臓や血管、神経やホルモン分泌臓器などの働きを調整する働きがあります。
マグネシウムは体内の酵素反応に関係するため、タンパク質の合成やエネルギー代謝などをサポートしてくれます。また、筋肉の収縮や血圧調整、血糖値調整も行ってくれるため、ダイエットには欠かせない成分のひとつです。
豆乳ダイエットのやり方
豆乳にはダイエットに欠かせないさまざまな成分があることが、お分かりいただけたと思います。では、豆乳ダイエットはどのようにして行うのが良いのでしょうか。まず、最も簡単なダイエット方法からご紹介しておきましょう。
豆乳を食事の前にコップ半分ほど飲んでおくと、満足感を得ることができ食事量を抑えることができます。豆乳を飲むときは一気に飲んでしまうのではなく、ひと口ずつゆっくり飲むようにしましょう。出来れば、豆乳を噛んでから飲み込むと、満腹中枢が刺激されやすくなります。
間食を豆乳にチェンジ
豆乳ダイエットで簡単な方法として、もうひとつご紹介したいのが間食を豆乳に置き換えるというものです。午前10時や午後15時前後、午後22時以降は、小腹が空いたと感じやすいため、つい甘いお菓子に手が伸びそうになります。
ダイエット中はおやつを食べない方が望ましいですが、どうしても我慢できないという方もいらっしゃるでしょう。そんな時、豆乳を飲むことで満足感を得ることができます。
豆乳飲料ならさまざまな味が出ているので、おやつの代わりとして楽しむことができるでしょう。おやつは思った以上に高カロリーで油も多いですから、3度の食事は普通に食べて、おやつを豆乳にチンジすることで、大幅にカロリーダウンすることができます。
生理前~生理中の豆乳がベスト
豆乳ダイエットをしたいけれど、実は豆乳が苦手・・という方は期間限定で取り入れてみてはいかがでしょうか。生理前~生理中にかけて豆乳ダイエットを導入することで、思った以上の効果を得ることができます。
生理予定日の1週間前から、1日にコップ1杯の豆乳を飲むようにしてください。それを生理が始まってから3日目くらいまで続けましょう。
豆乳には、女性ホルモンに似た働きをする作用があるため、生理前に不安定になるホルモンバランスをサポートしてくれる効果があるため、豆乳を飲むタイミングとしてはベストなのです。
生理前の豆乳がダイエットになる理由
生理前~生理中にかけて豆乳ダイエットを導入することで、効率よくダイエットすることができます。なぜなら、生理前になると体重も脂肪も増えやすくなるからです。
生理前は、水分や脂肪を蓄えやすくなっており、ホルモンバランスが崩れて食欲が抑えられなくなります。そのため、生理前になると体重が増えてしまう女性が非常に多いのです。
しかし、生理前に豆乳ダイエットを始めておけば、体重や脂肪がプラスされることを抑え、食べ過ぎも抑えることが可能になります。
生理が終わればデトックス期間が始まるため、溜め込んでいた水分や脂肪は排出されていきます。生理前に体重や脂肪が増えていなければ、がんばらなくても自然に体重も脂肪も落ちていくので効率よくダイエットすることができます。
短期間で成果を出したい場合
豆乳ダイエットで短期間のうちに成果を出したい場合は、1食分の食事を豆乳に置き換えるようにしましょう。しかし、ただ豆乳だけを飲んでしまうと栄養不足に陥ってしまいます。リバウンドを避けるためにも、十分な栄養は摂っておく必要があるでしょう。
豆乳に、緑黄色野菜やフルーツ、プロテインを混ぜることで満腹感がアップするだけでなく必要な栄養素を摂取することができます。
朝、起きたときは食欲がないという方でも野菜やフルーツ、プロテインがたっぷりの豆乳ジュースを飲んでおけば、午前中は快適に活動することができるはずです。
また、帰宅時間が遅く夕飯が遅くなりやすい方は、食べたものが脂肪に変わりやすいため、豆乳ジュースを夜に飲むようにすると良いでしょう。
飲みすぎ注意!?
豆乳ダイエットは、簡単に行えますし楽にダイエットすることができます。しかし、ひとつ大きな注意点があるのでご紹介しておきましょう。
豆乳ダイエットでは、豆乳を始め大豆製品を摂りすぎないように注意してください。豆乳ダイエット中は、お豆腐、納豆、みそなどを大量に摂ることは控えるようにしましょう。
大豆製品を摂りすぎると、女性ホルモンが増えすぎてバランスが崩れ生理不順となったり、アレルギー症状が出たりする可能性があります。
1日に摂取する豆乳は200mlで抑えるようにすると身体に負担が生じることなく安全にダイエットを続けることができるでしょう。
効果アップのポイントについて
豆乳ダイエットは、豆乳を飲むだけで簡単にダイエットすることができます。しかし、より効果を上げていきたいと考えるなら、少し運動をプラスすると良いでしょう。
ストレッチや筋力トレーニング、1駅分のウォーキング、階段登りなどできる範囲でいいので身体を動かすようにしてください。
少し運動をプラスするだけで、筋肉が刺激され脂肪燃焼率がアップします。また、ダイエットで落ちてしまいやすい筋肉を維持することができるので、リバウンドしにくく痩せやすい身体に整えていくことができるでしょう。
まとめ
豆乳ダイエットについて詳しい情報を幅広くご紹介しました。豆乳にはダイエットに最適なさまざまな成分が含まれているため、飲むだけでダイエット効果を得ることができます。
ただし、豆乳の飲みすぎにはくれぐれも注意するようにしてください。飲み方や飲むタイミングに考慮し、楽しく豆乳ダイエットを続けていくことで理想の体重や体型を手に入れてくださいね!